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IKARUGO 第四話

ピューっと吹く!IKARUGO 第四笛 降り注ぐ隕石で焼くたこ焼きはおいしい





カプラサービスの貸し倉庫の中身を問い合わせる。
ブルージェムストーンはあと445個。まぁこれだけあれば大丈夫だろう。
300個を引き出し、持ってきた袋に詰める。
しっかりとした手ごたえ。これで殴るだけで十分凶器になりそうだ―――
「今日から中衛PTね」
えぇと今なんていいましたザカエ○さん?
攻城戦開始まであと二時間。

今日もポタコをやるものと勝手に思っていたけれど、どうやら今日は戦力として参加する事になるらしい。
このIKARUGOっていうギルドは攻城戦に参加する事(そして勝利する事)を主目的にするギルドだから、
厄介になると決めた以上参加しないわけには行かないだろう。
参加するように言い渡されるって事は僕も戦力のうちとして認められたって事だし。頑張らなくちゃ。
プリーストになってからもしっかりと経験は積んだ。
装備に関しては今からギルド共用の物を借りなければいけないけれども・・・。

攻城戦主体のギルドというのは人の移り変わりが激しい。
例えば僕が今日から加わる中衛PT(ギルドの戦力は役割にしたがっていくつかのPT(パーティー)に分けられる。中衛PTはそのうちの一つ)にも、
中雪ゆうさんという最近IKARUGOに入った人が居る。
この人は青猫さんと同じ、お手製の薬品を利用して戦うアルケミストという職業の人で、
二卵性双生児のお兄さんであるという濯ぐさんと一緒に居るのをよく見かける。
また、SE-GAイストさんという人も最近IKARUGOに入って、後衛PTで攻城戦に参加しているみたいだ。
この人は男性のハイプリーストの人なんだけど、IKARUGOに知り合いが居てその人に誘われてIKARUGO入りを決めたみたいで、
その知り合いの人をはじめみんなからSEGAさんと呼ばれている。

攻城戦の事は正直まだよく分からないのだけど、今日は先週取得した砦を放棄して別の砦に攻め入るらしい。
開始30分前の、準備のできた人からポタコさんのワープポータルに乗って目標砦前で待機せよとの号令から遅れる事15分。
ベースキャンプにはもうほとんど人が残ってなくて、焦りながらも準備を済ませワープポータルに飛び込む。
辺りが特有の青白い光に包まれる。
目を閉じ、数える。1、2、3。
目を開くとそこには森の中に建てられた堅牢そうな砦が。
そして砦の前には攻めと守り、両軍入り乱れての人ごみがあった。
皆緊張の面持ちで攻城戦の開始を待つ。僕の心臓の鼓動も早くなっていく。
一筋の汗が頬をつたう。この汗は緊張によるものか、それとも群集の熱気によるものか。
無意識に持ってきた荷物のチェックを始める。
指先に触れる傷薬の小瓶の丸みを帯びた感触。
解毒剤の水薬は品質保持のため冷蔵保存され、表面が結露している。
そして小分けにされた、僕自身が浄化した聖水の入った鈍く輝く金色の―――
「突撃!」
指揮官の声に我に返る。周りに遅れないように入り口へと走る。

この人数を一時に通すにはお世辞にも十分な広さがあるとは言えない入り口はすし詰め状態になっていた。
大規模戦闘の印象に反し、ごつい鎧を着込んだ人はほとんどいなくて、大抵は絹でできた肌触りのよさそうな服を着ている。
おかげで金属の板で挟まれることはないもののもみくちゃにされてそれなりに痛い。
ところてんの気分を存分に味わいながら何とか門を抜けると、
そこは局所的な天変地異が起こっていた。
吹雪が吹き荒れ隕石は降り注ぎ、雷まで鳴っている。
これらは全て味方の魔法によるもののようで僕には全く何の影響も及ぼさないのだが、それはそれで不思議なものだ。
飛来する隕石が僕の体をすり抜け地面に突き刺さるのは何とも気味が悪いがそうも言っていられない。
中衛PTの役割は入り口を封鎖し、敵を足止めし追い返す事であり、
そして僕の役割はそれを手助けする事だ。
辺りで知ってる顔は居ないかと見回すと、
ぽきもとさんとサノさんが、MANJIさんというIKARUGOの吟遊詩人の人の奏でる曲に聞き入りながら天変地異を起こすのに加わっていた。
僕のPTの人はと言えば、天変地異のど真ん中で青猫さんや中雪さんが荷車をぶん回したり(カートレボリューショォォォォンって叫んでたからそれが技の名前だろう)薬品を浴びせかけたりしていて、
また木兆シ太さんは服や盾を中心に敵の装備を剥ぎ取ったりしていた。
支援をするべくそちらを向いた時、僕は見てしまった。あまりに凄惨な光景。
吹雪で凍りついた体を隕石が粉々に破壊していく。
血を流す事すらなくその場に倒れ、そして消えて行く。
だがそれはまだいいだ。
ある程度体力のある人になるとすぐに死んでしまう事は無くなるのだが、
酷い凍傷と火傷の繰り返しに体はぼろぼろになり、
皮膚がずるりと剥け落ち筋肉が丸見えになる。
そこへ荒々しく傷薬を振り掛けると瞬時に皮膚が再生し元通りになるのだが、
天変地異を抜け出さない限りは同じ事の繰り返しである。
そして一歩でも先へ進もうとするところへは容赦なく雷が降り注ぎ、
外部から与えられた電気と混線した生体信号はその役目を全うする事はできずに、結果体は棒立ちとなる。
それでも倒れないで居ると今度はなゆさんやcopさん(どちらもIKARUGOの、弓の扱いに長けたスナイパーという職業の人だ)と言ったハンターやスナイパー(ハンターも弓を扱う職業で、スナイパーの方が上位)の矢が襲い掛かり、
最後には肉が焼け落ち骨や歯がところどころ丸見えになり、
理科室の人体模型みたいな姿になって倒れ、そして消えて行く。
直視する事ができず目をそむける。しかし焦げた肉の臭いが鼻腔に飛び込んでくる。
胃が縮み上がる。吐く、と思った。
理性を振り絞り吐き気を押さえ込むと、レモンを一つ取り出しかぶりついた。
痛烈な酸味と香りで何とか吐き気をごまかす。
なるべく目に入れないように注意しながら自分の仕事を頑張る。

入り口の封鎖を続けていると、段々敵勢力の圧力が増してきた。
しかしこれはこちらの攻めが上手く行っている証拠だという。
中々倒れる事の無い敵でも、青猫さんや中雪さんのアシッドテラーという強酸性の薬品を投げつける技により服を使い物にならなくされたり、
木兆シ太さんが服や盾をひっぺがすとあっという間に死んでしまう。
また運良く天変地異を抜け出した敵も阿修羅覇凰拳で一瞬のうちに粉砕されてしまう。
圧力が増してきたとは言え順調だ。
ちなみにこの阿修羅覇凰拳、使った後に食品や薬品で精神力を回復する事でそれほど間を置かず連発する事ができるそうな。おそろしや。

しばらくすると突然砦の外に出るようにとの指示が下った。
封鎖ができなくなってしまうといぶかしく思ったが、回りは皆それに従っているので僕も従う事にする。
砦の外に出た瞬間今度は砦の奥まで行き奥まで攻め入った味方と合流するようにと言われる。
訳の分からないまま走ると、敵影は見当たらなかった。
攻めに成功し砦を占領したみたいだ。
全軍が集結すると、今度は入り口ではなくコの字になった所に防衛線を構築した。
入り口側の直線では踊り子と吟遊詩人がなにやら怪しい曲を奏でているがなんだろうあれは。
そのすぐ後ろには騎士をはじめとした前衛が立ち並んでいる。
その更に奥、コーナーの部分にはモンクやチャンピオンがいつでも阿修羅覇凰拳を使える準備を整え待機し、
奥側の直線では魔法使いや弓使いが入り口側の直線に魔法と矢の雨を降らせている。
その後何度か先ほどまでここの砦を守っていた人たちの突撃があったけれども、
しっかりと構築された防衛線の前になすすべなく散っていっていた。
ザカエ○さんやトリさんが槍をぶん回して突撃してくる敵を魔法の降り注ぐ中に押し込めていたけど、
ブランディッシュスピアにはあぁいう使い方もあるんだなー。

最後に攻城戦が終わる間際、一部を砦に残しさらなる砦を取得するべく更に攻めに出る事になった。
残り時間も少ないという事で一々封鎖したりはせず一気に突撃して制圧を目指すらしい。
魔法が降り注いでいる。今度は味方の魔法ではない。吹雪は僕の体を凍てつかせ隕石もすり抜けたりはしないだろう。
怖い。行きたくない。
突撃の号令が下る。ええい、ままよ!みなに合わせ駆け出す。
目をつむって足を踏み入れる。・・・あれ?意外と痛くないぞ。むしろ気持ちいいくらい・・・
・・・あれ?気がついたらベースキャンプの港町に戻っていた。
どうやら苦痛を感じる間もなく僕は死んでしまったらしい。
嬉しいやら悲しいやら情けないやら・・・。
時計を見ると攻城戦終了の時間を迎えていた。
最初に攻め落とした砦の一室に同盟全員が集まっての記念撮影を済ませた後、
IKARUGOの溜まり場に戻るとぞれむーさんが座った姿勢で眠りこけていた。
っていうか、僕がはじめてここに来たときからこの人この場所でこの体勢で寝てなかったっけ。
まさかこの人あれからずーーーっとここで眠ったままで・・・?
まさか、まさかね・・・´`,、('∀`)´`,、
  1. 2005/08/17(水) 00:00:01|
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